CloudWeek2021@Hokkaido Universityで「ワクチン接種予約を支えたデジタル待合室」という話をしました

CloudWeek2021@Hokkaido Universityで「ワクチン接種予約を支えたデジタル待合室」という話をしました

Clock Icon2021.09.02

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

2021年9月2日〜3日で開催されたCloudWeek2021@Hokkaido Universityで、「ワクチン接種予約を支えたデジタル待合室」というタイトルでお話をさせていただきました。

登壇資料

内容

クラスメソッド株式会社は、全国のワクチン接種予約システムにデジタル待合室の提供をしています。

本施策は、Cloudflare社が提供するProject Fair Shotによって、コロナ対策を必要としている政府・自治体・病院関係者、及びその委託事業者に無償で仕組みを提供する活動です。

アクセス集中対策として、一般的にスケールアップ / スケールアウト / CDN導入などがありますが、ワクチン接種予約システムに対して必ず何らかの変更が発生します。しかし、ワクチン接種のスピードを加速させるためにはシステム変更に余計な時間を掛けるべきではありません。ワクチン接種予約で発生した「アクセス集中」という課題を、既存システムを出来るだけ変更せずに解決するために提供しているのがデジタル待合室です。

とは言え、6月8日のプレスリリースにも記載しましたとおり、予約システムの安定性や堅牢性をさらに高めるには、予約システムそのものへの対策が有効です。デジタル待合室とワクチン接種予約システムは2つの仕組みの結合となりますので、ユーザーエクスペリエンスの観点から言えば少しスムーズさに欠ける点があります。「既存システムを出来るだけ変更しない」という制約の元では最良のソリューションだと自負しておりますが、時間とコストがかけられるのであれば、ワクチン接種予約システム自体で対策することも出来ると思います。クラメソッドはワクチン接種予約システムの委託事業者様のご支援もしておりますので、いつでもお声がけください!

合わせて読みたい

さいごに

余談ですが、僕自身にとって久しぶりの(オンライン)登壇だったので、とても楽しかったです!

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.